虚構太郎

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今度ゴダールとタルコフスキーが上映されるらしい

備忘録として

フランスのヌーヴェルバーグ(英語で言えばNew Waveらしい)の代表的監督ゴダールのこれまた代表作『勝手にしやがれ』、『気狂いピエロ』が劇場で観れるらしい。僕は以前『気狂いピエロ』を見ようとして途中で断念したのだが、また劇場で観たら印象が変わりそうな気がするので再挑戦したい心持ちでいる。なんでそんな古い映画にこだわるかと言われれば、風の噂で庵野秀明も影響を受けているとの話を聞いたからだが、そもそも超有名映画だからそんなことを言ったら今の映画関係者全員影響を受けているとも取れるかもしれない。

katte-pierrot.2022.onlyhearts.co.jp

タルコフスキーソ連の映画監督で、「映像の詩人」とも言われるほど映像美に長けた映画を撮ることで有名だが、同時に観たら強烈に眠くなることでも有名?らしい。個人的に興味を持った理由はいくつかあるが、まずスタニスワフ・レム原作の『惑星ソラリス』を撮っていることと、批評とか読んでいるとたまにこれくらい教養だと言わんばかりに引用してくるのを見かけることあたりがまず挙げられる。眠いタイプの映画を家で見るのはまず無理なので、これを機会に劇場で試してそれでも眠くなったらおそらく一生見れないのだろう。ちなみに『ソラリス』の原作本も家で3年くらい寝かせているのでそろそろ読んでみてもいいかなと思っている。

screenonline.jp

これを書いていてそいえば庵野はどんな映画に影響を受けたんだろうと思ったら、親切にもまとめてくれているサイトを見つけた。

jgjhgjf.hatenablog.com

これを見ると、実写映画で真っ先に挙げられているのは岡本喜八監督で、確かに対談動画がYouTubeに上がっていたなと思った。他に挙げられている監督で目についた人としては、黒澤明岩井俊二北野武大島渚寺山修司市川崑など。ほとんどが日本映画なのがなかなか興味深いなと言ったところか。あとちゃっかり嫁にイデオンを見させていたという話が出ていてしっかり気持ち悪いのがいいなあと思った。