シン仮面ライダーを見た。
冒頭PG12という表記が出る。仮面ライダーでそんなことあるのかと思ったら、最初の雑魚戦で、仮面ライダーの拳がショッカーの雑魚たちを潰し、鮮血を流す。なるほど、庵野氏はそういうことやりたんだと一納得。そして、その後バイクに乗り込み発進すると、めちゃくちゃ凝ったバイクの変形シーン、後ろのブースターが火を吹き猛スピードで突っ走る。二つめの納得が入り、それがこの映画の全てだった。
もっと予算を増やしてやれればもっと良いのにと思ったが、TVアニメの経験や低予算ホラー映画、特撮を踏まえれば、そういった制限により良いものを作る美学もあるからこれが庵野の趣味なのかもしれないとも思った。
