虚構太郎

書きます。Twitter→@iamsomepen

3/27

コマンドRPGの面白さは、楽して成長を味わうところにあり、そればかりやって気持ちよくなっている自分に、それでいいのかと言いたくもなるが、同時にこれしか俺にはないんだと悲痛な気持ちになる。

現実に、自分はどうしようもないと思う。やる気はあまりないし、腕力があるわけでも、頭の回転が速いわけでもない。

泣き言はさておき、人と話すためには、内に情報をためておかないといけない。情報を出せないと気まずい。

そんなことしなくとも情報量のない関係を持てるくらいの明るさを持ちたいが。

 

今日はひたすらmodest mouseのThe Lonesome Crowded Westを聞いていた。素っ頓狂なテンションのボーカルと細かなフレーズの反復が心地よい。正気から外れ、どこか遠くなれる。

スタンリーキューブリックの『時計仕掛けのオレンジ』が好きだが、あれも正気が飛んで行って、もはや善悪二元論から外れた喜劇になっているのがよかった。キューブリックの演出は、本当にかっこいいと思うが、人間味がない。そこも含めて『時計仕掛けのオレンジ』はいいが、一方で『フルメタルジャケット』は、ラストの少女兵を殺してしまうシーンとか見ていて、キューブリックにこういった戦争映画はちょっと合わないなと思った。あと関係ないけど『フルメタルジャケット』の主人公がサークルの先輩に似ていてずっと気になった。

キューブリックの演出はとにかくパッと構図でかっちり決めてくる。それもシンメトリーだったり、手前の二人の動きと奥の大勢の動きの対比だったり、整然としている。シン仮面ライダー見てたら、非常にその点で、キューブリックらしかった。

 

今日はやる気が出ない。だけど、どうしてもモスバーガーが食いたくなって、ただでさえモスは高いのに、Uber Eatsで頼んでしまった。今はレッドブルを飲んでとりあえず今日未明に書きかけた文章に書き足しをしている。また、生活が座礁していく感覚を覚えたが、こればかりは仕方がない、発作のようなものだから。