虚構太郎

書きます。Twitter→@iamsomepen

親戚から車を借りてたまに運転することがある。

車の運転というのは、つくづく社会的なものだと思う。まず道では整列し列を乱さないようにしないといけない。ぼーっとしていると前にぶつかってしまう。また、歩行者や信号、標識など様々な外界の情報にも気を配らないといけない。そうなると、必要なのは集中を維持する体力で、寝不足だと話にならないので夜はしっかり寝てないといけない。

どれも自分は終わっており、前も朝運転始めでにぼーっとしていたら赤信号を突っ切りそうになり、本当に肝を冷やす思いをした。

一度渋滞中に前の車をこづいたこともあって、その時は当然ながら事故扱いで警察も呼び、相手のドライバーにも謝罪した。事故が起きてしまった後の取り返しのつかない感覚は、今思い出してもぞっとする。

運転免許証が非常に便利な身分証であるのは、運転ができるということ自体、一つ社会的なラインをクリアしていることの証明なのだと思った。

 

 

 

 

 

 

胃腸

2週間ほど整腸剤をのんでいる。年末あたりから腹の調子が終わり、先月、近くの診療所へ行って、処方してもらったのをきっかけに飲み始めた。一週間くらい飲んで、多少良くなった気がして、処方された分が切れたから薬局で安めのものを買って引き続き飲んでいる状態。ヤクルト毎日飲むよりは安い。

それで今はお腹の調子はマシになってきた。腹下していた要因として考えられるのが、酒と食事、年末年始の弾丸海外旅行、修論などたくさんあって、それぞれ落ち着いたというのもある。

 

あと、ラーメンって本当に胃腸へのダメージがでかい。調子があんまりよくないときに、ラーメンを食ったら、そのあと強烈な下痢に襲われ続けた。診療所へ駆け込んだきっかけがそのときで、お尻を拭いたティッシュを見たら赤い血が少しついていて、切れ痔だろうとは思ったけど、ナーバスな時期ゆえに不安になったからであった。

思い返せば、二郎系をよく食っていたころも、毎回下痢していた。そのころはアホだったからあんまり気にしてなかった。

 

 

疲労コンバイン

昨夜も引き続き、スライドの修正と発表原稿執筆をしていて、終わる頃には4時をまわっていた。発表は午前中だから、5時間くらい寝て、起きた。6時間を切ると起床したときに身体が重い。2日連続なので余計にキツい。ただ眠すぎたおかげで、緊張感をあまり感じずにはいれた。

大学で1時間ほどの発表を終える。分かってはいたが質疑でそれなりに殴られた。それらが大体妥当なので、どうしようもないなと思っていたら時間が終わっていた。意外なほどあっという間だった。同席していた担当教員と今後のことを軽く話して、帰宅した。

運悪く、今日レポート締め切りのものがあって、あらかじめ課題の本は読んでおいたものの、一文字も書いてないところから、夜中までに提出しないといけない。

とはいえ身体がかなり疲労してるので、とりあえずベッドに入る。でも発表で変に頭がビンビンしており、身体は睡眠を欲しているのに、頭だけがアホになって寝れない状態になった。頭も疲れ切っているのに。

寝ようとしても、脳が何か刺激や快楽を求めている。かといってここで変にTwitterYouTubeを見ると、余計に疲れて、回復が遅れるし、そんな時に見るネットは終わっているゴシップみたいなものなので、後でただネットで余計に疲れて途方に暮れる夜を迎えることになる、嫌だ。

ネットを見たい欲望に負けてスマホを開いては、これでは身体は休まらんと理性でもって天井を眺めることの反復。

2時間ほど経ったら、身体が落ち着いてきて動けるようなってきた。

気合いでレポートを書いたりネットを見たりしてる。

あと最近文章を書くスピードが早くなっている気がする。

 

 

 

発狂と付き合う

発表前日で、朝から先生に発表練習を見てもらう。昨日の時点で全然発表資料ができておらず、さらにそれとは全然関係ないハプニングが起きて、神経がいかれ全然手がつかなくなってしまった。

その辺の様子は昨日のブログに書いた通りで、その後、なんとかかんとかさんのクトゥルフゆっくり実況動画とウォレスとグルミットの劇場版を見ながら精神を保ち、深夜4時にやっつけながら一通りスライドを作った。

翌朝、予定の時間ギリギリに起きて、寝不足+寝起きの絶望的状況で発表練習を行う。たどたどしさのあまり、20分の発表時間を10分以上オーバーしていた。

やっつけのスライドはやっつけなだけあって、先生に1時間もコメントをいただき、終わる頃にはヘロヘロになって、とりあえず二度寝した。

その後、ミーティングのため昼下がりに起床。

終わった後は、作業開始と行きたいところだったが、今契約をしようとしている不動産屋から、ライフライン開通の業者の電話に出てくれとのメールがあって、?と思ったら先日が電話があったけど、電話番号検索したら悪徳業者というレビューがあって着信拒否した業者だった。

こんなところに顧客の電話番号を勝手に流して、あろうことかメールで催促してくるなんてどういうことだと、ものすごく嫌な気分になった。とりあえず、遠慮しておきますと返したが、これで契約に支障が出たらどうしようという一抹の不安もあり、元々焦りで神経症っぽくなっていたのもあって、また手が動かなくなった。

酒やコーヒーに頼れば悪化するのは流石に学んできたので、とりあえず行くあてもなく外へ出た。夕暮れの街を歩いていても何も解決しない。最初は、ため息をつくばかりだったが、次第に暗くなっていく街、そこを行き交う人や自転車の動き、漂う夕食の匂いなどに身を任せていたら、落ち着いてきた。

3キロ近く歩いて、喫煙ブースがあって居心地の良さげな喫茶店を見つけ、そこで作業を始めた。

とにもかくにも、今あることを終わらせる。色々なことに翻弄され、最期には消されてしまうような者だとしても、今出来ることには自ら乗り入れことができる気がする。

 

萎えて酒飲む→準備ができない

発表が明後日で、明日の朝先生の前で発表練習をする。つまり今日中にスライドの第1稿を完成させないといけない。

昼過ぎに起きて、ダラダラし、15時前に喫茶店に行き2時間ほど作業した。これでもスライドの進捗は3割程度。

夕方過ぎ、色々あって気分が下がる。夕飯後、気分転換に風呂に入る。あまりやる気が上がらない。とりあえず少し手をつける。気分を上げるために酒を飲んでみると、ただ何もしたくなくなってきた。

やらなければならないことがあるときは外部の情報を遮断するのが大事だと悟った。

 

 

脱線

修論提出から3日ほど経ち、そろそろ月末の発表準備とレポートの締め切りが近づいてきたので動き始めないといけない。

レポートが残っている授業は二つあり、単位的には片方だけでも足りる。片方は情報セキュリティの授業で、1タームの概論と単位がとりやすそうだったので選んだ。もう一つは、ハイデガーの授業で、ハイデガーの哲学やナチズムとの関与についての概要や、『技術への問い』の講読をやった。

ハイデガーの授業は珍しく皆勤したので、折角ならレポートを出したいが、期限が1/31と修論発表とドンピシャで被っていてキツい。色々迷った結果、このレポートを書くことにした。

だからレポートの題材として『芸術作品の根源』を読んでる。

もの、(芸術)作品、道具をまず比較し、非常に雑に言えば、作品は存在するものをあらわにする(不伏蔵性)、すなわち真理が生起する場となる、らしい。その生起とは「世界と大地との闘争を闘わせること」で、その動きが作品へと収集される内に「安らい」が本質を発揮するらしい。今のところ何のことかは全く分かってない。

それとアーティストトークを聞く機会があった。芸術家が自分の作品について語っており、展示の都合、例えば映像の展示でディスプレイだけだと日が当たって見づらいので木で日除けを作る必要が出たところからその形態が決まっていくとか、社会の制度や資本主義批判から出発したものがフェティッシュを帯びるだとか、そういった思いがけないこと、脱線が作品をたらしめていくことが興味深いと思った。脱線というのは、意図的に起こるものじゃなく、勝手にそうなってしまうことで、そういう意味で"偶然性を扱う"、例えばジョンケージの"4'33”"ともちょっと違う。脱線には、区切られた制作や作品の中だけでなく、人生自体を委ねる態度がある気がする。

 

 

 

 

 

 

 

二日酔い後

昨日の夜紹興酒とマッコリでかなり酔っぱらい、帰り道にレモン堂、さらに意味もなくチューハイを飲んで終わって、家帰って吐いた。

翌朝も二日酔いで気持ちが悪い。結局昼過ぎまで寝た。

修論終わってから、電池が切れたような感じがする。本を読んでも頭に入らない。だから、アニメ見たりゲームしたりしている。

パトレイバーの初期OVAを全部見た。特車2課の日常シーン、サスペンスパート、ロボット戦闘、娯楽として非常に良かった。とりわけ一話が好きで、首都高の渋滞にハマった輸送中のパトレイバーを、こちらから回収に出向き、その場で起動するシーン、敵のレイバーが夜の東京を爆走するシーン、そして上野公園、東博前で待ち伏せするシーン。東京という大都市の様子が浮かび上がる演出がとても好きだった。劇場版の1と2も、東京を描いていることで共通しており、それぞれ、東京の様子が単なる舞台以上として魅力的だった。

積んでたメガテン3を進め出した。90年代から0年代にかけての終末、オカルトの雰囲気がいい。ペルソナ3Rが出るまでのつなぎとしてやる。RPGはダラダラやれるのが好き。

また積んでたメタルギアグラウンドゼロズを少し触れたら、下手すぎて全く進まなかった。どこへ行っても、もたもたして敵に見つかってしまう。