虚報太郎

書きます。Twitter→@iamsomepen

5/29

Big Blackというバンドの1stの2曲目、Passing Complexionが大好きだ。イントロから繰り出されるめちゃくちゃなギターリフを聞くと全部どうでもよくなってる。結局ひたすらこのよくわからないけど強烈に耳に残るリフと叫びのボーカル、かっこいいキメが繰り返されるだけのどうしようもない曲だけどそれでいいんだなと思う。

また今更ながらゾンビランドサガを見た。ゾンビ、アイドル、佐賀という謎の組み合わせでイロモノだと思っていたけど、いい意味で裏切られた。まずゾンビが化粧をしてかわいいアイドルになるというのは何というか、「かわいいは作れる」の極地のような感じがして面白い。またよく生きていれば何とでもなるとはいうけど一度死んでゾンビになるというのは、そのある意味魔法の言葉すらすり抜けるどん底で、そこまで落としておいて基本的にはナンセンスなコメディで前向きなバランス感が何となく今どきのアニメっぽくていいと思った。でも想像上の女の子を殺してゾンビにしておまけにアイドルをやらせるまでしないとこの素直な諦めないだとか友情だとかのメッセージを受け取れないのはどこまで自分は倒錯しちゃうんだろうという気もするけど。