虚報太郎

書きます。Twitter→@iamsomepen

勉強するよりもアニメ見たい

なんやかんや学問への憧れも多少はありながら大学に入学したと思いきや、授業はサボりがちでかといって別に外で遊んだりすることなく家でダラダラして過ごした駒場時代。進振りでは、第二段階の工学部の志望動機書を書くのが面倒くさいという理由で第一段階で低い点数でもすっと入れそうな学科(本当に申し訳ありません)に出してしまい、案の定特にやる気もでず、小心者なのでギリギリ卒業できる程度になんとかやっていた。そして4年に入りとうとう重大な選択が強いられる中で結局流行りのゲームや音楽、アニメに逃避する始末。今も決断や課題から逃げて中学生の頃好きだったアニソンを聞いて寝ようとしたら、不安や嫉妬で眠れなくなってしまった。浪人とはいえ東大に合格したことで家族の信頼が高くなっているっぽいのは余計に重い。今まで箱庭的な学校で特に相手にされない人間として過ごし、一部の友人と冷笑系に走ったりサブカルにのめり込んだりした。正直、特に悩みことなどなくこのまま適当に院に行って頑張って就職すればおそらく普通に暮らしていけるだろうというのはある一方で、ここでも惰性でいってしまえば本当に後で後悔しそうで非常に危機感を感じてしまう。そんなこともお構いなくやらないといけないことは降ってきて、また昔の諸々の成功体験が忘れられなかったり、人に認められたかったりといった承認欲求も合流し、混沌としてどうすればいいか分からなくなってしまった。コロナで中々厳しい世の中でこんな甘えをグダグダやっていられる余裕を提供してもらっている家族に感謝しつつも、やっぱり自分のことばかり考えてしまうのだった。