虚報太郎

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10/6 ネットで買ったもの

ネットでCDとマンガを買ったので紹介。

一つ目 Three Mile PilotのCD 2枚

サブスクにないアルバム、2nd『Chief Assassin To The Sinister』と3rd『Another Dessert, Another Sea』を購入した。

スロウコアを新しく聞きたいと思って、そいえばライブラリに入れたけどあんまり聞いてなかったなと思い聞き始めたらハマったので、ネットで買った。スロウコアかどうかは本当のところよく分からない。

あるあるだけど、買って満足して1週間ほどあんまり聞いてなかった。3rdをきいているけどなかなかいい。一曲目の『Way Of The Ocean』、不協和音リフと、程よくエモいボーカル、スカスカな音作りが好み。ただ、サウンドのバラエティは、サブスクにあるコンピレーションの方が上かも。3rdは意外とシンプルにまとまっている。

2ndは、より暗く、迫力があってUnwonudやDischordのバンドのようなポストハードコアに近い印象。一曲目の『Shang Vs Hanger』が、静かなバース、うるさいコーラスといった、定番ながら一番アガる構成でいい。

 

二つ目 ヘルシングの9巻と10巻、羊のうたの6巻

どちらも、ようやく揃えれた。駿河屋で上のCD買った時に、送料がタダになるラインまで上げるために買った。

ヘルシングは、中学のときの友達が好きでよく少佐の真似をしていたのと、ニコ動でアニメのかっこいい切り抜きだか見てて、何となく憧れがあり、地元のブックオフで4巻だけ買って、そのまま揃わぬまま高校卒業し、上京するときに何となく持ってきていて、その後だいぶ経って昨年からのブックオフ熱再来で8巻までを揃えた。10年近くの因縁?だったが、無事全てを格安中古で揃えた。

ドストライクのマンガかといえば、そうではないけど、キャラクターのケレン味がいいね。少年マンガの美味いところだけで構成されたようなマンガで、10巻で終わるのも頷ける。

羊のうたは、ここ一年くらい冬目景にハマっていて、そんな折に、ブックオフ羊のうた全7巻中、6巻を除いて全部が110円コーナーにあったので即買いした。だけど、歯抜けになっていると気持ち悪くて読む気もでもなかったので、今回ようやく揃い、一巻を読んだけど、なかなか面白い。たまたまヘルシングと同じく吸血鬼ものだが方向性は180度違う。

両親と早くに別れた主人公が、生き別れた姉と再会し、自分の血筋が吸血鬼であることを知り、吸血本能に目覚める。境遇は悲しいけれどまだ普通だった自分が足元から崩れていくのが、伝奇ホラーテイストで描かれている。

一巻の最後、吸血本能に苦しむ主人公に、同じく吸血鬼の血筋の姉が、自分の血を差し出し、こうするしかないのよと飲むことを勧めるシーンが熱かった。

 

三つ目 七夕の国全4巻

岩明均はトップクラスに好みのマンガ家の一人で、とはいえ寄生獣ヒストリエの代表作しか読んだことがなかった。それで七夕の国がどうしても読みたくなって、ヤフオクの半額クーポン使って落札した。

寄生獣ヒストリエは、どちらも頭脳戦が面白いマンガだったが、七夕の国は少し毛色が異なり、伝奇ホラーという感じ。

まず物語として普通に面白い。また、能力を持ちつつ就職に悩む主人公と、能力を使い影で破壊活動を続ける異形の屈折が、中心となっていて、現実と非現実のギャップが最後交差するのが面白い。