虚報太郎

書きます。Twitter→@iamsomepen

6/16

ふとなんでわざわざめんどくさい思いをしてまで生きているんだろうと思う。表層的に好きなものやりたいことはあるが、中核部分は空っぽだという気持ちは拭えない。

ただ、これまで色々あったとはいえ、自分はトータルしたらかなり恵まれているという自覚はある。多少の問題はあるけど家族は協力的で、お金に困ったことはない。それだから飢えを知らない人間の戯言だなと思えばそれまでだが、自分個人の問題としては重くのしかかっている。いやむしろそうやって、自分よりも恵まれない人がいる中で自分に投資された資本分の責任も果たさずに嫌だといってる情けなさみたいなのを責めれば責めるほど、重石がずんずんと沈んでいく。自分を相対化するどんな言葉も、目の前にどんと存在する虚無感の前では無意味になってしまい、ひたすら選択肢を潰していく役割しか果たさない。

これがずっと続けば病気ということになるが、一応今のところ一晩の発作くらいには収まっている。でも、この空虚さ、世の中はわざわざ頑張って生きるほどいいもんなのかという疑問はこれからますます膨らんでいきそうな気がする。

https://youtu.be/XpzRUlbYSYs