朝の目覚めの一曲はTeenage Fanclubの「The Concept」から。生活の延長線上にあるような曲で落ち着く。他に例えば、Nirvanaとかを目覚めの一発に聞くのは流石に重い。朝からラーメンを食うような気分。
そいえば、日本のバンドでサニーデイ・サービスというのがあってそのメンバーの曽我部恵一もTFCのファンと言っていた。そのバンドには「朝」という曲がある。これは、歌詞に「冬の朝」とある通り、冬の時期の曲なので今は合わないがこれもなかなかいい。
今度は本当に全然関係ないけど、Built to Spillというアメリカのバンドについて。こちらも朝コーヒーでも聞きながら聞きたいかもしれない。特に2nd「Thers's Nothing Wrong With Love」はそんな感じ。音像のスカスカ感、演奏のゆるさ、そして曲がストレートにいい。こう書くと同じアメリカのオルタナバンドPavementと被りそうだが、実際聞いてみると二つは結構印象が違う。Pavementはちょっと捻くれているというのと、やっぱりちょっと「凄さ」的なのが出ちゃっているような。Built to Spillのバンド好きのおっさんが趣味でやってるような空気感、 地に足ついた感じはやはりたまらない。あとそもそも一曲目が「In the Morning」だから朝聞くしかない。捨て曲なしの名盤なのでぜひ。
