虚報太郎

書きます。Twitter→@iamsomepen

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ディアブロ4、バーバリアンでやっている。まだレベルは10。

スキル色々試してみたが、「打ち払い」が気に入ってる。武器を大きく振って正面の敵に破片を飛ばす技で、当たる範囲が広くて威力が高い、さらにダウンも取れるので、非常に強力。怒気の消費量が多いので、必殺技感がある。基本攻撃は、二刀流のフレンジーにしてるが、これがいいのかはよくわからない。持ってる武器次第な気もする。

 

ところで、本を買いたい欲求が定期的にくるんだけど、結構出費がエグいので、図書館でいっぱい借りることでその欲を満たしている。大学の図書館は、高い本や絶版の本も借りれるので嬉しい。今は、定価8千円の熊野純彦訳の『純粋理性批判』を借りて、パラ見してるけど、まあ全部読まないだろう。大学の図書館で一つ問題なのが、画集があんまりないことで、それは文京区の図書館で借りてる。

文京区の図書館は、結構色々な本があって、マンガなんかもある。やはりマンガは人気が高くてなかなか借りれず、今楳図かずお先生の『わたしは真吾』全巻を予約中だが、半年以上待ってる。

 

今、カンディンスキーにハマっていて、それに関連して彼が立ち上げた芸術家集団「青騎士」の本を借りてる。「青騎士」は1911年にドイツのミュンヘンで、カンディアスキーとマルクにより発足した。最新美術を紹介することを目的とした本を出すことを目的としていたらしい。展覧会もやっていて、今見るとその時代の大スター画家をたくさん紹介している。

本で紹介されていた、カンディンスキーの絵の一つが下のもの。

カンディンスキー, 万聖節Ⅰ (1911年, レンバッハハウス美術館所蔵)

ネットで拾った画像で、本のものと比較すると全然色が違うが、非常に綺麗な絵だ。カンディンスキーというと、抽象画が有名だと思うけど、このような具象が残った絵もいい。特徴は原色づかいで、同時代のフランスのフォービズム(ex.マティス)などとも繋がっている気がする。描かれているのは題名にもある「万聖節」、キリスト教の祭日らしいが、衣装や後ろの街並みなどに、どことなく東方ロシア(カンディンスキーの出身はロシア)の雰囲気が漂う。素朴な感じで描かれた形態は、どことなく安心感がある。花、ラッパをふく天使(?)、下で腰をかけている使徒(?)、黒い道が合わさって円を形造っているのも、印象的だ。

もう一つ、フランツ・マルクの絵も紹介する。

青い馬Ⅰ フランツ・マルク (1911年, レンバッハハウス美術館所蔵)

これも、ネットの拾い絵で色が褪せているが、鮮やかで綺麗な絵だと思う。本を読むと、色彩の組み合わせに苦心していたらしいが、あまり色彩については知らないので、詳しいことは語れない。青い馬が何とも官能的でいいと思う。

 

この辺の絵は、ミュンヘンのレンバッハハウス美術館にあるらしいので、いつか行ってみたい。