虚報太郎

書きます。Twitter→@iamsomepen

8/19 ワシントン一日目(地獄の遅延、ナショナルモール)

ワシントンD.C.に朝から移動し観光する予定が、飛行機が遅延に遅延を重ねて6時間遅れ。予定では10時半到着予定が、実際に着いたのは16時半に。

一日無駄にされて、かなりブチギレた。16時から予約していた美術館フィリップスコレクションには間に合わず、スミソニアンの博物館群は大抵17時に閉まるし手持ち無沙汰に。日はかなり長いようで18時をすぎてもそれなりに明るかったので、かの有名なナショナルモールまで散歩した。ワシントン中心部はとにかくスケールがデカい。建物、道。また、地下鉄のプラットホームは、大きなかまぼこ状で天井まで10メートルほどはありそう。壁は板チョコの表の凸凹のようなコンクリートで覆われており、それらがなんとも物々しい。第3新東京市とまではいかないが戦争を意識した、道は滑走路や戦車の行進路、駅は核シェルターのように見えた。

地下鉄の駅

ナショナルモールは、東は国会議事堂から西はワシントン記念塔(オベリスク)までを結ぶ、国立の博物館や美術館街(スミソニアン)が立ち並ぶエリアと西の向こうのリンカーン記念堂や一帯の緑地を含むエリアで構成される、国立公園だ。一大観光地であり、一方でデモの舞台である。近くにはホワイトハウスもある。ただ、ナショナルモールはそんな政治的緊張は全く感じない、穏やかな長い芝生の生い茂る広場だっった。

巨人の街のような空間で、ほとほと疲れた。ホテルまでの道のりの巨大な建物は全くこちらを物ともせず、近くで見かけた店はマックとピザ屋くらいだった。マックに入ると店内は賑わっている。入ったすぐのところでは背の高い黒人が”tie”と呼びかけ、おそらく物乞いをしていた。怖かったので目も合わせず、背中にしてタッチパッドでポチポチ注文して、テイクアウトで速攻ホテルに戻った。

ナショナルモールと国会議事堂

まだギリギリ明るいが街には人が全然いない、ホームレスすら見かけない、このデカい空間はなんだか面白かった。