虚報太郎

書きます。Twitter→@iamsomepen

12/12

昨日忘年会後、夜中にひたすら『西洋美術の歴史』を読んでいた。

目が疲れ切ったから寝て、朝起きて、とりあえずまた読み始めた。

ローマ(イタリア?)元々の美術は、エルトリア美術などとしてあったが、羨望からかギリシャ美術に取って代わられる。そして、ローマが帝政となり、地中海周辺からヨーロッパにかけてを支配すると、ギリシャから絶大な影響を受けた帝国美術が地域一帯を染める。

ギリシャ美術においては人体のリアルに再現した彫刻に象徴されるような、"理想の追求"が主だったと言えるが、ローマにおいては、その点はあまり継承されず、あくまで世俗的な面が強くみえた。

カエサルアウグストゥスの流れで帝国となり、地中海世界を牛耳り、繁栄を遂げると、国家事業として浴場や闘技場が設けられる。浴場には、ギリシャ彫刻の大作の優秀なコピーが置かれていたらしい。

その後、キリスト教が登場し、数百年後には国教と認められるようになり、ローマ帝国に翳りが見えてくると、ギリシャの異教の像は緩やかに消え、6世紀ごろには作られなくなる。

一つの文化の終焉は、なんだかもの悲しいが、続くキリスト芸術の豊かさを知っているので、続きが楽しみ。

画面見るか、本読むかで目の疲労がやばい。あと左目の調子が微妙で、飛蚊症の黒い点が気になったり、ちょっと霞んだりするから、眼科行こうかなと思った。でも面倒くさくて、薬局で目薬買って済ませた。

ネットサーフィンしたら、移民問題ホリエモンの記事やらにあって、気疲れした。ネットサーフィンをやると引力の強い方へ吸い込まれ、気づくともみくちゃにされるから嫌だね。

ぼちぼち日も暮れてきたし、修論書こうかな。