アメリカのオルタナ系のインディロックバンド(何を指しているのか自分でもよく分からないけど)、Built to Spillのおそらく一番有名なアルバム。基本的にポップな歌ものだけど、ちょくちょくModest Mouseのような捻くれたところもあったり、ギターの音もなんか凝ってたりしたりと、絶妙な工夫があり聞いていて心地よい。フロントマンのDoug Martschの歌声も細めで落ち着く(ライブ映像見ると細すぎてあんまり聞こえない)。
ただアルバム3曲目の"Carry the Zero"が個人的に10本の指に入る名曲で冠婚葬祭でも流したいくらいだけど、逆にそこで満足しすぎてそれ以降の曲があまり頭に入ってこないところがある。ただ最近改めて聞く機会がありそこで、"Sidewalk"や"Time Trap"、その他の曲も含めてやっぱりいいねという結論に達した。