ロマネスク建築にはゆるい像がよくあるらしい。
ブックオフで、下の本の本を見かけてパラパラのぞいてみたら、面白い像がてんこもりだった。
ロマネスク美術革命 (新潮選書)
まず有名なのは、イギリスのキルペックにあるセント・メアリー・アンド・デヴィッド教会の犬とうさぎ?をかたどったこの像だろう。なんともいえない表情がかわいい。
また、変わり種としては、同聖堂にある、「シーラ=ナ=ギグ」という、とんでもない格好をした女性像。その破廉恥極まりない姿とは反した、穏やかな表情が非常にシュール。Wikipedia情報によると男性器もついてたりするとか。
おそらく、ヨーロッパの教会建築で有名なのは、ノートルダムやランスなどにある巨大な二つの塔でお馴染みゴシックの大聖堂で、ロマネスク建築は少し影が薄い気もするが、こちらも非常に興味深い。
他には、柱の一部となり、プロポーションが明らかにおかしい聖人像などが有名。
けちって本は買わなかったが、図書館で借りて読みたい。