虚報太郎

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9/1 うだうだMODE

色々とむしゃくしゃしてきて、結局何もやる気が起きないからアニメを流し見したりラノベを読んだりしていた。ぜんぶ高校生が主人公で、未だにこんな思春期の人間模様を見てどうのこうのなってる自分がなんだか嫌になってきた。

別にいくつになっても関係ないだろっていうのは正論だけど、年齢ごとのなんとなくのイメージというか固定観念みたいなのはもう植え付けられていて、そこからは簡単には離れられない。

BADになったときは、もう何をしても無駄だから何もしない方がいい。とはいえ結局何もしないと決め込んでも、頭の中ではオラはもうだめだ〜みたいな考えがずっとぐるぐる回ってるのでどうしようもない。

そんなこんなで本来なら昼間から色々とやることをこなす予定だったのに結局全然終わらなかった。でも流石に翌日までにやらないといけないことがあってそれをなんとか手をつけた始めたのが21時前。手をつけ始めれば案外進むもので、とりあえず最低限はやると、そこそこ落ち着いてきた。大体BADになるときは、やらないといけないことが色々あるときか逆に本当に何もないときのどっちかなので、とりあえず一つでも片付けるとすっと気が落ち着く。

とはいえ、頭はそんなに動いてないからとりあえずYouTubeを見る。久々に永井先生という配信者の始祖みたいな人の名前を見かけ、気になってニコ動で検索した。

バイオの実況動画を見ると、懐かしの垂れ流しホームビデオみたいな雰囲気で何か毒気を抜かれた気分になった。内容は操作が難しいことにテンパって文句言ってるだけだったから15分くらい見て満足してやめた。

あとは正真正銘身ホームビデオみたいな小ネタ動画まとめみたいなのも見た。裸踊りしてたり、モー娘。かわええみたいなこと言ってたり、お母さんと会話してたり、生活感がすごかった。

https://nico.ms/sm323425

その中に25歳無職、借金50万で財布には数十円しかなくてどうすればいいんだあって言った後に、母親の財布から2000円スってきて、タバコが吸えるぜとか言ってる動画があって、あまりにしょうもなすぎて笑えてきた。

結局自分もそっち側の人間なのかもしれない。色々考えようとしても、大体投げやりになる。そして美少女アニメとかマンガ見て一人ニヤニヤして終わる。

じゃあダメな人間としていっそ開き直って全部から逃走しないのはなんでなんだろう。意地かそれとも人目が気になるのか。

諸々に立ち向かうには、考え続けないといけない、ないと分かりつつも自分の答えを出すことを諦めてはいけない。これは非常に苦しい。一つの物事だけに向かってるならまだいいけど、考えることを選んだら自分の行動から世の中のことまであらゆる事が考える対象になる。ずっとぐるぐるロードのマークが回ってる気分。そして肝心なことは手がつかない。

 

昼間に読んでたラノベ、『千歳くんはラムネ瓶のなか』は途中まで読んだがなんか気に食わなかった。主人公の超絶リア充(俺ガイルの葉山を少し歪ませた感じ?)千歳が、不登校のキモオタ山崎君を学校に来るように説得する話で、家まで訪ねても、当然超絶リア充として有名な千歳君に心を開くはずもなくドアを閉ざされたところ、ガラスをぶち割って(母親に了承をとっているところがまた謀略的だ)入り、正論で言いくるめて、山崎君は千歳君を受け入れるどころか"神"とまで呼びだし"リア充"になるべく指導を受ける。

確かに、千歳君は間違っていない、どころかよくやってるとは思う。結果的に山崎君は学校に行くし、説得の内容も「失恋してうだうだやってるよりは努力して見返した方がいい」という感じで、まあ正論という感じ。実際、多分山崎君にとっては、そうやって努力して見だしなみ整えたり、コミュニケーションを磨こうとすることは、いい方向に進みそうだ。

でもやっぱり気に食わないのは、千歳君がその正しさを確信して山崎君に言っていること。そんなことそんな風に言われたらもう"No Alternative"で努力するしかない。あまりに正しすぎる。山崎君の考えは打ち破られ、千歳君の正論に染まり、そこに残るのは何なんだろう。自分だったらそこで自分を守りたいからやっぱり拒む。

とは言ってもそれは救済なんだろうし、否定はできない。

 

(^^)