虚報太郎

書きます。Twitter→@iamsomepen

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最終面接の結果、落ちたことが分かり、今年の就職活動が終了し、来年に持ち越すことが決定した。それも想定のうちで、プランBに移行しただけだが、それなりにショックだったので、夕方からやけ酒で、ビールを2缶を開けたら想像以上に酔っぱらって寝落ちした。

面接の反省は、端的に言えば社長にビビり、声が小さくなって、コミュニケーション弱者っぽさ丸出しだったのが悪かった。

『嘔吐』で、主人公は、美術館に行き、地元の名士たちの肖像画の並ぶ大広間を前にして、「...神や世間の作法に則って、自分たちの権利である永遠の生命の分け前を要求するために、静かに死のなかに滑り込んで行ったのである。というのも彼らはすべてに権利を持っていたからだ。人生に、仕事に、富に、指揮をとることに、尊敬を集めることに、そして最後には不死に対しても。」と言う。そして、ある肖像画を見て、「私は実体のない単なる仮象ではなかったろうか?」とも呟く。これと同じ気分だったので、この部分を読んだ時はかなり熱くなった。

プランBは、まだ確定していないけど、海外に飛び立つつもり。親に無心したり、貯金したりしないといけないが、一年空白ができてしまったので、飛び立つ他ない。最近は西洋絵画や哲学など西洋に浸っているので、行き先はヨーロッパだ。