虚報太郎

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腹の調子悪い

朝から発表を聞きに行く。これがおそらく最後の講義になるだろう。

留学生ばかりだったので、主に英語だった。元々英語が得意でなくて、無理やり睡眠薬で寝た上に寝不足だったので余計に分からなかった。

だから会場にはポスター前で発表する人たちが数多くいる中で唯一の日本人の発表へ行った。

でも、発表は頭に入らず、今までの大学院生活がぼんやり想起して、憂鬱になった。周りにでは、研究について議論したり、研究室仲間同士で駄弁ったりするところ、自分は一人だった。それを思い知るのも嫌で、心をここから退避させ、ぼんやりと会場を歩き回り、最低限ギリギリの感想を書ける程度に発表を聞き齧った。

そんな感傷にも疲れ切っているからか、次第に立ち消え、終わると、とりあえず残った修論を片付けることに専念しようと思った。

お腹の調子が悪いのに、ラーメンを食いに行き、案の定、お腹を下した。

眠すぎたから図書館で、昼寝した。

『ラディカルミュゼオロジー』という、現代美術館への批判をするような本を読んだ。短かったので、作業の合間に読むにはちょうどよかった。

そして、お腹の調子が悪い日々が一カ月ほど続くので、心配になって町医者にかかった。整腸剤をもらい飲んで今は落ち着いている。

 

People In The Boxを最近よく聞いている。歌声、歌詞、バンドアンサンブルが統制されているけどどこへ向かっているのか分からないような、だからここがいいとも言いずらい。そんなところが気に入っている。

あと、PrinceのPurple Rainが良かった。きらびやかさと軽薄さが、高い美意識によってまとめられていてよく出来ていて、それでも空虚な感じがするのが好きなところ。